子供の矯正治療について-かねがえ矯正歯科クリニック|町田市の矯正歯科

042-722-4182

【診療時間】10:30~13:00/14:30~19:00
【休診日】 木曜

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子供の矯正治療について

【子供の矯正ガイド】お子さまの矯正治療について

院長あいさつ

「うちの子はどうやら、受け口みたい……」
「上の前歯が出ているので、口を閉じられず、いつも前歯が見えている」

お子さまの歯並びがお悩みのご家族の方はいませんか?

悪い噛み合わせをそのままにしておくと、実は将来たくさんリスクを抱え込むことになります。子供の頃は顎の成長する力を利用できるメリットがありますので、 お子さまの未来のために、早い内から矯正治療を始めることお勧めしています。

子供の矯正治療で大切なのは、治療をスタートするタイミング

治療をスタートするタイミング

「3歳児検診に行ったら受け口と言われた」
「何となく歯並びが気になる」

このように、お子さまの歯並びに気になることはありませんか?

当院の院長はお子さまの矯正治療を得意とし、混合歯列期(乳歯から永久歯に完全に生えかわる前の時期)からの治療を行っています。

早い時期から治療を始めるのは、お子さまの成長を利用した矯正治療が可能だからです。矯正装置で発育をコントロールできるので、効率よく顎の骨を広げ、歯が移動するスペースを確保でき、非抜歯矯正が可能になります。

しかし成長のスピードは一人ひとりお子さまによって異なり、治療を始めるタイミングを見誤ると、予期せぬ結果になりかねません。肝心なことは早すぎず、遅すぎず、その子にとって適切な時期を見逃さないということです。

当院では長年の研究と臨床経験から、一人ひとりのお子さまに合った治療時期を的確に判断し、その症例に合った最適な装置を使用しますので、無理のない治療ができます。

治療の優先順位を決める骨格バランス

治療の優先順位を決める骨格バランス

お子さまの矯正治療を始める時期は、歯や顎の状態により一人ひとり異なります。8歳頃から始める場合があれば、10歳頃が適していることもあります。

当院では歯列不正や不正咬合で悩むお子さまには定期的に来院していただき、成長の過程を見ながら治療を始める適切な時期を判断します。

基準は上顎と下顎の骨格と顔全体のバランスです。例えば上顎と下顎の大きさと位置がアンバランスだと、成長したときに出っ歯や受け口になる可能性が高くなります。

そこで顔全体のバランスを見て、考えられる症状を予測し、治療の優先順位を決めていくのです。たとえば上顎の成長が強すぎて出っ歯になる人は、上顎の成長を抑えることを優先していきます。

このように骨格のどの部分に問題があるのかを把握し、それをコントロールすることで、成長に合った矯正治療をご提案します。

モチベーションを高める秘訣はメリハリのある治療

モチベーションを高める秘訣はメリハリのある治療

お子さまの矯正は大人と比べると治療期間が長く、8~20歳前後まで続きます。矯正装置を使用しない時期もありますが、定期的な観察が必要ですので人によっては20年近いお付き合いになることもあります。

ほとんどのお子さまは熱心に通って来られますが、中にはモチベーションが下がり、足が遠のきそうになる方もいらっしゃいます。

当院はお子さまのモチベーションを保つために、メリハリをつけた治療を心がけています。

例えば矯正装置を使って歯を動かす期間、1ヶ月に一度の通院で微調整を行います。一方、装置を使った治療が終わり、装置を取り外してからは半年に一度の通院に切り替え経過を観察します。

歯の動きとライフスタイル、そしてお子さまの性格に合わせた治療で、最後までモチベーションが保てるように導きます。

取り外し可能な矯正装置

当院では効率よく顎の成長をコントロールするために「ヘッドギア」「バイオネーター」「上顎前方牽引装置」を使った矯正治療を行っています。

これらの装置は1日10時間程度の装着で治療効果を上げています。より効果を上げるには、できるだけ長時間の使用が理想ですが、お子さまの都合もありますので、ライフスタイルに合わせた使用をお勧めしています。

ヘッドギア

ヘッドギア

上顎前突・出っ歯のお子さまに使用します。8~9歳前後から装着し、おおよそ1年ぐらいで終わります。顎の成長が強すぎるために起きる上顎前突や出っ歯に適応し、上顎・第一大臼歯から後方に力をかけ、首から後ろに引っ張るようにして装着します。
上顎の成長を抑え、上顎の奥歯を後方に移動させます。力の加え方を調整しながら顎の成長をコントロールします。外出・通学中の取り外しが簡単にできます。

バイオネーター

バイオネーター

下顎の成長を前方に誘導する目的の矯正装置で、下顎と上顎の噛み合わせを良くし、出っ歯や開口を改善します。この装置は下顎を正しい位置に誘導するために、噛み合わせたときに下顎が前に突き出るよう作っています。使用する時期は下顎の成長が旺盛な12歳前後から始め、約1年で治療が終わります。

上顎前方牽引装置

上顎前方牽引装置
(じょうがくぜんぽうけんいんそうち)

上顎全体を前方に誘導する装置で、受け口の治療に使用します。顔の前方につけたフレームと口の中に入れた装置をゴムで繋げ、上顎を前に引っ張りながら歯列全体を前方に移動させます。8~9歳前後から始め約1年で治療が終わります。

成人矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
  • 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  • 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
  • ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  • 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  • 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  • 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

小児矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • 最初は矯正装置による不快感や違和感、軽度の痛みは、数日から1、2週間で慣れることが多いです。
  • 装置の使用状況、定期的な通院等、矯正治療は患者さまの努力が必要となります。それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、虫歯や歯周病のリスクが高まるため、丁寧なブラッシングや、定期的なメンテナンスが重要になります。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  • 治療中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • 様々な問題による影響で、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外す際、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、被せ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  • 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態の被せ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
  • 治療後に顎の成長発育により咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生え、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせると咬み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  • 骨格的な問題のある場合や予期せぬ成長のあるケースでは、外科的な対応が必要となる場合があります。
  • 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。